すべてのことに熱意を持ってやることに意味はあるのか?
「君には熱意がたりない。もっと自身を持って思う存分目標に向かって紳士に仕事をおこないなさい」
と仕事中に言われたらどう思うだろうか?自分自身の至らなさになにくそと見返してやるだろうか?いたく感銘を受け、より仕事に力を入れるだろうか?答えはNoだ。もちろん、一部にはそういう人もいるだろう。だが多くのは人は「何いってんだこいつ?」となって終わりになるのではないかと思う。
何事も熱意を持って頑張ることは美徳であり称賛されてもよい行為ではあるが、熱意を持っていない人間、やりたくない人間まで巻き込まないでほしい。目標は?どんなふうになりたい?なぜこの仕事をやってるの?と聞かれても答えに困る。なんとなく流されて、給料がよくて、自分でもできる仕事の内容だからこの仕事をしているだけである。
個人的にはやりたいことだけ熱意を持ってやればそれで十分だろう。興味が無いことは興味がない。興味がないことの中から興味があることを見つけ出せるだろうが、そんなことにエネルギーを割くぐらいなら、興味があることの中のやりたくないことをやった方がましである。